「再婚の話をすると小学生の子供がイヤだ、反対だって..。子供の年齢も影響しているのかな?」
再婚する時に子供が賛成してくれないのなら、諦めたほうがいいのかなと思ってしましますよね。
どんなところがイヤなの?と直接聞いてみても、
「だったイヤだもん、今のままでいいもん」
なんて言われて、はぐらかされてしまったり。
イヤな理由を教えてくれたらいいのに、なぜ教えてくれないんだろう?
あなたは、「理由がわからないと解決することもできないのに」と悩んでしまうかもしれませんが、まずは落ち着いて子供の心理を紐解いてみましょう。
というわけで今回は、「小学生の子供が再婚に反対する心理」について解説していきますので、是非とも参考にしてみてくださいね。
再婚を子供が反対、子供の年齢は再婚に影響するのか小学生の心理を知ろう。
参考:再婚したら引越する?子供が転校や引っ越しを嫌がる時の対処法3選
目次
再婚を子供が反対する3つの心理
お母さんをとられちゃうかも!?
再婚することに子供が反対する理由の1つに「お母さんが自分のことを見てくれなくなるのではないか」と、感じていることがあります。
これはシングルマザーとして子供との時間を大切にしてきたからだと言えるでしょう。
子供は今の生活に不満もなく、それ以上の期待もしていないことが多い。
小学生でしたらまだまだ甘えたいし、頼りたい年頃ですし、ましてや学校と家しか自分の身の置き場がない状況。
にもかかわらず、家に帰ったら新しいお父さんがいることになるわけですから、不安しかないわけですよね。
これを防ぐには、あなたと子供の絆をより一層深める事が重要です。
「ママは◯◯ちゃんと一緒にもっと幸せになりたいから再婚を考えているのよ」
と、言葉にした時の子供の表情を読み取って下さい。
ここで、聞く耳を持っていないなと感じたり、顔がこわばったままなら、いったん話はきりあげましょう。
ですが興味を示してくれたのなら、これまでの関わり方が再婚後でも変わらないことやもっと良くなることも丁寧に伝えるのです。
何より「この先もずっと◯◯ちゃんと一緒」なのですから、安心を与えてあげてください。
お父さん(元夫)とは会えなくなっちゃうの?
新しいお父さんができたら、「本当のお父さんとは会えなくなっちゃうかも」と心配することもあります。
父親との思い出やつながりを大切に思っている子供ほど、複雑な心理が働くでしょう。
これは、小学校低学年であっても「遠慮」する気持ちもあるということ。
けっしてお母さんが再婚する相手が嫌いなわけではなくても、お父さんが2人になることに戸惑うのです。
ですから、再婚=反対ではないので、先走ってしまわないように注意してください。元父親との面会は子供の希望するままにしてはどうでしょうか。
転校や苗字が変わるのがイヤ
世の中から見て、小学校って狭い世界ですよね。
「今日は転校生が来るよ〜どんな子なんだ?」
「◯◯ちゃん、苗字が変わったんだよ〜」
これに限らず、学校内では噂が広まるのに時間はかかりません。
このことは学校でのお友達との関わりの中ですでに体感し、知っていることだから、今度は自分が噂されるのだと。
ですから、子供の中で転校することや苗字が変わることは一大事なのです。
このような時にあなたがまずすべきことは、学校と連携を取り、「小学校での子供の様子」や「担任や学年主任の先生」を巻き込んで、子供にとって最善策を一緒に考えてもらいましょう。
そう、小学校でも子供の味方を増やすのです。
もしかしたらあなたの知らない子供の一面がわかるかもしれませんよ。
ここから再婚への糸口を見つけていきましょう。
本当のところは自分でもわかっていない
再婚したい男性と子供も仲良しだ!よし!と思った矢先に「はんたい」の声。
「えーっ!?なんで〜」
あなたの雰囲気や相手の男性の態度などから感じ取る何かから、反発心がおこっているのかもしれません。
言葉でうまく言い表せないのはまだ子供だからですよね。いえ、大人でも表現する事が難しい時ってありますね。
「何となく」
あなたもよく使う言葉ではありませんか?
ですから、明確な理由を子供に求めては酷ですよ。
このような時には、見守ることを優先して、様子を伺うことにしましょう。
もちろん時間がかかるパターンですが、子供が賛成していない再婚は時期尚早であることはあなたが一番わかっていますよね。
【*再婚してもよいのか迷っているあなたへ*】
→シングルマザー保奈美さんが幸せな再婚を成し遂げるために行った3つのこと
再婚に有利な子供の年齢とは?
再婚するなら子供は何歳までが良いのかな?
子供が物心つく前の方が有利なの?
このように聞かれる事がありますが、果たして何歳なら良いのでしょうか?
一般的に再婚に適している子供の年齢は、未就学児(物心つく前)や大学生以上になったころなら親の再婚にも理解が示されるだろうと言われています。
小学生ならまだしも中高生の思春期や反抗期を迎える子供がいるシングルマザーは再婚へのハードルの高さに悩む人も多いのです。
ですが、子供がどの年代でも再婚してうまくいっている家庭はありますよ。
子連れで再婚して幸せな生活を送っている人たちは、共通して、「子供をしっかりとみつめている」から。
いつでも、どんな時もです。
まとめ
再婚を子供が反対する理由は、
- お母さんが離れていく気がする。
- 本当のお父さんに遠慮している。
- 小学校で噂になるのがイヤ。
- 何となく気が進まない。(実はわかっていない)
などからです。
これらの子供の心理を理解せずに再婚をしようとすると子供との間にひずみが生じてしまう恐れもありますから注意が必要です。
「どんな時でも、何があろうとも、お母さんはあなたの味方よ」と、毎日声に出して伝えてあげてください。