「再婚したら引越しをしなくてはいけないけれど、子供が転校を嫌がっていて…。」
良くある話ですよね。結婚する時もどこに住むのか考えますし、再婚でもまた同じ事が起こっているのでしょう。
ただ、「子供がいるから」「転校を余儀なくされる」となると、話が重くなってきますよね。
ですがどうでしょうか?
あなたが子供のころに転校生と出会ったことはありませんか?
転校してきたのにまた転校しちゃったなんてことも。
あなたは転校の経験者なのでしょうか?そして、再婚を考えているお相手の男性は引越をしたことがある方なのでしょうか?
もし、お二人とも引越や転校の経験がないのであれば、お子さんの為にも3つのポイントを抑えてみてください。
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目次
再婚したら引越!子供が転校や引っ越しを嫌がる時の対処法3選
お子さんに、「ねえ、学校を変わるのってどう?」と聞いて、「わーい!転校できるの!やったー!」と言われてもあなたは複雑な気持ちになるでしょ。
なんでなんで?今の学校でイヤなことがあるのと、かえって心配になりますよね。
そう、ほとんどのお子さんが転校なんてイヤだ、引越なんてしたくないと返事がかえってくるかもしれませんが、本音の部分は、「引っ越した後はどうなるの?」「転校先の学校はどんなところなんだろう」とわからないから不安なだけ。
だからこそ、人生経験がある大人がしっかりとサポートする体制を整えることが重要なのです。
子供が転校や引っ越しを嫌がる時の対処法をみていきましょう。
【再婚したら引越】子供は知らない土地でストレス
環境が変化することで誰しも多かれ少なかれストレスを持つでしょう。
小学5年生の時に長男を転校させた佐千恵さんは、在学していた学校の校長先生やPTA会長さんにも相談したら、
「子供は順応性があるから心配しなくても大丈夫だよ。」と背中を押されたそうです。
ですが引越後には、しばらく仕事にはつかず、長男君が返ってくるのを家で待っていたし、一日の出来事をちゃんと聞く時間をもうけたりと、一緒に過ごす時間を作り出すなどに努力はしたそうです。
そうこうしているうちに、部活に加わり、ご近所さんの仲良し組ができてきたりと、馴染んでいくのが手に取るようにわかって生活が落ち着いたのだとか。
このような時に佐千恵さんは、「どうか子供が学校に馴染めますように」と祈るのではなく、自分には何ができるのかなと考え、
- 子供との時間を作る
- 子供と沢山話をする
に、プラスして、ママ友を作って情報を得る事にも挑戦したそうです。
学校行事や子供が連れてくる子供のママ達とも友達になることで学校のことも先生のこともクラスのことも知ることができ、新たな学校生活を見守ることに成功。
世の中には、父親の転勤で転校を余儀なくされるお子さんもいるでしょう。
ですから、転校する事を「人生の一大事」が起こったように騒ぎ立てないことがポイントです。
【再婚したら引越】子供の苗字が変わる時
「〇〇君、お父さんができたんだって」「〇〇君の苗字が変わるんだって」と子供たちは悪気なく思ったことを口にするでしょう。
あなたのお子さんが、「そうだよ~お母さんが再婚したんだ」とサラッと言える子なら良いかもしれませんが、少なからず気が引けてしまう子の方が多いように感じます。
だって、再婚ですものね。
再婚するってことは、離婚をしているということ。離婚した時に苗字を戻しているのであれば、また…、また変えるのですから。
そんな時、引越と同時に苗字も変えて、心機一転、新しい土地で新しい生活を始めるのも良いのかもしれませんよ。
苗字が変わるタイミングで転校するメリットはあるということ。
【再婚したら引越】子供の学区を下調べ
再婚することに伴い引越と転校を余儀なくされるのであれば、あらかじめ学校の評判などを下調べしておきましょう。
再婚相手の実家に住むなど、居住地が決まっていてもいなくても情報は仕入れておくべきです。
小学校は選べなくても、中学校からは受験も考えられますよね。
そのような学校があり、通える範囲はどの程度なのか、現代では容易に検索することができるでしょう。
あなたは子供と一緒に幸せになるために再婚をするのですから、子供が生活の大半を過ごすであろう学校について無知では済まされません。
そして、もし、どうしても馴染めずこのままでは不登校になってしまうと判断する場面に直面した時には、即座に転校を視野に入れてほしいのです。
参考:子連れで再婚する条件が親との同居だなんて不安…子供の居場所は?
まとめ
再婚したら引越しする状況を子供がどう受け止めるのか、親として何ができるのかを一緒に考えてほしいですね。
ポイントは3つあります。
・子供が知らない土地でストレスを感じたら、あなたにできることは、「子供との時間を作る」「子供と沢山話をする」です。
・子供の苗字を変えるタイミングは転校と同時の方がスマートである。
・引っ越す先の子供の学区を下調べして、馴染めなかった時も想定しておく。
プラスα、あなたがもう1つできることはママ友を作り学校の情報を仕入れること。守るべきは子供ですものね。次のステージがハッピーでありますように。