「もし子連れで再婚したとして、後悔することはないのかな?よくうまくいかないって聞くけど…」
シングルマザーが再婚すると、なんだかんだ大変だと言われていますよね。
ドラマなどではよく、苦労は重ねたがハッピーエンドという美談に描かれることもあるけれど、理想と現実はかなり違うのでしょう。
当然、子供の反抗期や思春期は避けては通れない道ですし、再婚相手の男性の両親からしたら、「わざわざ子持ちの女性を選ばなくても」と、反対の声も聞こえてきそう。
立ちはだかる壁が高くなると、あなたと男性の間にあった愛も色あせてしまう羽目に…。
なんてことにならないように、再婚する前の段階から再婚後の未来を冷静にイメージする必要があるでしょう。
「私は本気で再婚を考えているから、後悔するシングルマザーとは違う!」と他人事に考えないで、今からしっかりとリスクやデメリットを向き合い、幸せな未来を手に入れられるように考えていきましょう。
【*再婚してもよいのか迷っているあなたへ*】
→シングルマザー保奈美さんが幸せな再婚を成し遂げるために行った3つのこと
子連れで再婚したら後悔する?スピード再婚のリスクやデメリットを把握しよう!
子連れの女性が再婚を考える時、男性を思う「恋心」が芽生え、自分に都合の良い未来予想図を描いてしまいがち。
「この人しかいない」、「早く一緒に暮らしたい」と先を急ぎたくなる気持ちを抑えきれないのですが、そこには落とし穴が待っています。
実際のところ、子連れで再婚したシングルマザーが後悔しているケースが後を絶たず、下手をしたらまた離婚するなんてことにも…。
では、再婚を後悔している人たちはなぜ上手くいかなかったのでしょうか?
再婚前には目を背けがちですが、まずは子供と一緒に再婚した後に後悔する理由やデメリットについて、詳しく見ていきましょう。
恋に溺れてしまう
「まだ恋をする気持ちがあったんだ」と、気付いた時にはまるで独身時代にタイムスリップしたかのようにドキドキが止まらない日が続くでしょう。
と、同時に子供がいるのだから浮かれてばかりはいられないのだと、自分で自分を言い聞かせることも。
ですが、恋におぼれるままにスピード再婚をしてしまうとひずみを修復するのに一苦労。
そして、現実を知ったとたんに、こんなはずではなかったと、徐々に不満を感じることが増え、うまくいかなくなるというパターンです。
これは結局のとこと、目先のことばかりに気が取られ、子供や家族を単位として再婚後の生活を考えていなかったと言えるでしょう。
このような考えでスピード再婚しらた、あなたに関わった全員が間違いなく悲しい思いをするので冷静に…冷静に。
周囲の人間関係に問題が起きる
大前提として、再婚話をした場合、周囲からの「子供が可哀そう」「うまくいくはずがない」と言った非難の声を聞くことが多い中、スピード再婚ともなればさらに激しくなるでしょう。
「もう再婚するんだって」というネガティブな噂は広まるのも早いことから、変に人の目が集まることもあるため、周囲の反応にも気を配らなくてはなりません。
別に周囲の人に何を言われても気にしないと思うかもしれませんが、周りに味方がいないというのは非常にツライものです。
特に親族が再婚に賛成していないと、仲が良かった親子関係でさえもくずれてしまうというのが正直なところ。
ですので、うまく周囲の人たちにも巻き込んで、再婚を理解してもらえるような方法で再婚を進めたほうが良いでしょう。
あなた達2人だけの問題では済まされないということ。子供も大いに巻き込むのです。
子供の年齢や入学は二の次
シングルマザーがスピード再婚したい理由の1つに子供の年齢や進級するタイミングを重要視することもあるでしょう。
・子供が物心つく前の方が再婚に適していると言われています。
・再婚に伴い転校を余儀なくされるなら、入学に合わせたいとも。
しかしこれは子供にとって大きな問題なのでしょうか?
一概に幼児期の子供がいるシングルマザーだけが幸せな再婚をしているわけではありませんよね。
あなたが子供を愛することを受け入れ、同じように思いやりのある器の大きい相手であればうまくやっていける可能性があります。
以前に小学3年生の女の子が、「見てみて〜わたし新しい苗字が漢字で書けるのよ!」と言って得意げに見せてくれたことがあります。
そして、パパに教えてもらったのだとも。
あなたが子供のことを思うなら、まずは足元を固めてからにすることです。
まとめ
子連れの再婚、誰しも後悔したくはありませんよね。
シングルマザーとして毎日頑張りすぎているあなたには、ふとした瞬間に甘えたくなる感情が顔を出すかもしれません。
ですが、けして悪いことではありませんし、子供にも家庭の中に自分以外の声を加えたいと思うのは自然なことです。
ただ、「恋は盲目」に、まんまと落ちるのは危険。
スピード婚のデメリットは3つ。
- 恋に溺れて自分や子供を見失ってしまうこと。
- 周囲の賛成を得られない可能性があること。
- 子供の入学、入園などの節目を気にしすぎないこと。
再婚までの道のりには、一時期の感情に踊らされることがないように、心の準備期間としてください。
なにより子供を守れるのはあなたですから、周囲との関係に苦しむことなく先を見据えて行動しましょう。
【*再婚してもよいのか迷っているあなたへ*】