歳の差婚。すっかり聞きなれたワードではないでしょうか。シングルマザーの再婚に限らず、今でも芸能人の話題に時折顔を出しますよね。

 

TV越しのワイドショーから聞こえてきたのは、「一回り以上の歳の差婚は全体の5%…。」そうなの?と思いながら、この5%を結婚相談所の会員さんはどのように受け止めるのかな気になる所です。

 

「5%かぁ~、希望が薄いね。」、あるいは「5%あるのであれば可能性は僕にもあるね。」なのか。

 

一概に男性は年の離れた若い女性を求めるとも限らないけれど、中には、何の迷いもなく「10歳年下の女性を希望します」といけしゃあしゃあ(とても図々しく:方言らしいです)と述べてくるケースもある。

 

保奈美さんのお歳が37歳、会員さんを見渡してみると、50歳代男性の希望条件に、「強くは希望していないが30歳代の女性も可」と書いてあることから、お歳が下の女性をわざわざ拒むことはなさそう。

 

だからって、30歳代女性が50歳代の男性をパートナーとして受け入れるかは別問題(ビシッ!)

 

昭和初期までは、親が決めた相手であれば、顔も知らない男性の元へ嫁ぐことがあったそうですが、今は「令和」なんですよね~

 

one before:「【子連れで再婚・シングルマザー保奈美さん(17)】お金の事・養育費の事

 

バツイチで子持ちの再婚だから年の差ありって本当?

保奈美さんが交際に進んでいる間に、お見合いのお申し込みが複数人から入り、ご紹介が溜まっている状態です。

 

婚活業界において、多数のお相手とお見合いをしたり交際に入ったりしてもOKなルールなのですが、私たちのようなアドバイザーと一緒に活動をする会員さんですと、水面下で調整をしちゃいますよね。

 

お申し込みが入っていることをご本人に伝えつも伝えないも、アドバイザーのさじ加減だったりします。

 

結局のところ、短期間でもしっかりとお1人を見つめてジャッジを下すことが、成婚への一番の近道だったりします。保奈美さんはそうして自身の判断で交際を終了させ婚活再開を決めたのです。

 

なので、お申し込みをくださった方々をご紹介しようと思うのですが、これがまた、歳の差…最も離れている方は17歳差の54歳と…。

 

ニッセイ基礎研究所の調べによると、

 

再婚者は初婚者よりも結婚相手として結果的に、「自分より、より若いパートナー」に男女問わず向かう傾向があるようである。
特に再婚男性については、その相手が初婚・再婚女性問わず、ほぼ間違いなくその傾向が見て取れる。
学歴、収入、年齢などすべてにおいて男性が上である結婚。
女性に財産権がなかった第2次世界大戦の戦前では、必然的に男性上位婚が成立していた。

 

が、が、今は令和です!

 

保奈美さんも社会人の1人として世間からも認められている。そんな保奈美さんは年下を望むのかと言うとそうではなく、なぜなら弟さんが3歳下であることから抵抗があるのだとか。

 

「一回り下の年齢差があっても良い。」と言うのは、会員さんを見渡しても男性偏であると言えるでしょう。

 

会員さんの成婚事例を見ても、女性が年上の年齢差は1~3歳が増えている傾向。伴って年収の女性の金額増が顕著なんですけどね。

 

1、2、3、、6人、お見合いの申し込みを下さった方のご紹介をしつつ、私からもお勧めの会員さんをお見せしたいので、約1時間半ほどを費やします。

 

再婚で子連れの保奈美さんが選ぶ年の差男性

こんな時は、紹介をする順番を悩みますが、オーソドックスな方法としては単純に年齢順が功を奏します。私の主観は二の次となり、おひとりごとの情報が前面に押し出されるからです。

 

少なからず信頼関係を築けている(そう思ってる)ので、言葉の誘導が入ってしまうのですよね。

 

まだもう1つ、お申し込みを下さった方からプロフィールを見たいのか、私がお勧めしたい方の紹介が先か…。ここも悩みどころですが、素直に保奈美さんに聞いてみました。

 

選んだのは、お申し込みを下さった方からです。

 

これは、どのような方々なのか見てみたい気持ちが先に立ったこともあると思いますが、婚活を経験して、イヤらしい言い方ですが、ご自身の市場価値から目をそむけたくない意思の表れでもあるでしょう。

 

  • 〇〇区在住 38歳 会社員 再婚 子供(親権なし)
  • 〇〇市在住 41歳 会社員 再婚 子供(親権なし)
  • 〇〇市在住 43歳 会社員 初婚
  • 〇〇市在住 48歳 会社員 初婚
  • 〇〇区在住 51歳 会社員 再婚 子供(親権あり)
  • 〇〇区在住 54歳 会社員 初婚

 

お顔も違えば育ちも生き方も千差万別、今後のお子さんを強く望む方もあれば自然に任せるお考えの方もあり、会社員としてそれなりの役職があり年収も多い方や、資産をお持ちの方も。

 

38歳の方は月7万円の養育費を支払い、41歳の方は3万円、養育費は男性の収入や女性側の収入によって金額に差がでますね。

 

51歳の方は社会人と大学生のお子さんをお持ちで、シングルファザーとして育てられたため、母子家庭の苦労も手に取るようにわかると。おふたりともお嬢さんなので男の子に触れてみたい思いもありそうです。後継、かな。

 

その他諸条件もお伝えしながら保奈美さんがお見合いをすると決めた相手はおひとりだけ。

 

「〇〇市在住 43歳 会社員 初婚」

 

6歳差の年上男性です。

 

出身地は他県で実家に戻る予定のない次男さん。社会人としてそれなりの役職で活躍されていて、年収も600万円オーバーです。

 

決めてはと伺うと、

 

「のんびり屋さんとプロフィールに聞いてあるので穏やかなのかなって思って(笑)」

 

ん?婚活に疲れて癒しを求めている?そうではなくて、お見合いを経験すると自分の好みもわかってきてのことなのでしょう。

 

6歳という歳の差はどう感じているのかも気になるところ。第二子を産みたいと思っている彼女ですから、子供が20歳を向かえる時に父親が64〜65歳。この先定年も延びるであろうと仮定して、どうにかこうにか現役でいてくれるお年だからだと。

 

シングルマザーと再婚を考えている男性に、

  • 連れ子を育てる覚悟
  • 新たに子供をもうけて育てる覚悟

違いをわかっている人はどれくらいるのかなと、保奈美さんが選んだ男性にこのような考えがあると良いなと願いながら、お見合いの日程調整を進めるこにしました。

 

to be continued:「【子連れで再婚・シングルマザー保奈美さん(19)】再婚のきっかけ