子連れで再婚を考えていたシングルマザーの保奈美さんとは、汗ばむ陽気のある日、突然の出会いが訪れました。

 

「あの、こんにちは。あの、その、予約はしてないのですがお話聞けますか?」

 

後でお名前を知りました。彼女は笑顔が素敵な保奈美さんです。

 

結婚相談所を尋ねて下さる方の多くは、ドキドキしながらちょっと恥ずかしそうに、でも気張っていらっしゃいます。

 

保奈美さんもそのお1人。

 

そうなんです。ホームページにも広告にも「事前にご予約下さい。」と記載してあるにも関わらず、突然尋ねていらっしゃる方が少なくありません。

 

この気持ち、分かります!

 

よし、行ってみよう、寄ってみよう。このような、「勢い」の後押しも必要なのです。そうです、保奈美さんはこの勢いに任せて結婚相談所のドアをノックしたのです。

 

シングルマザー保奈美さんの自己紹介

保奈美さんって、どんな人?

 

保奈美さんの年齢は37歳。小学3年生の男の子を持つシングルマザーです。

 

笑顔が素敵な丸顔の女性で、目や鼻、口といったパーツがやや大きく、美人系とかわいい系の中間くらいのイメージでしょう。

 

特別に化粧っけがあるわけでもありませんが、身なりに気遣いは感じられます。

 

今日は、黒のしなやかなワンピースに鮮やかなグリーン色の薄手のカーディガンといったいで立ちで、年相応に落ち着いてみえるといったところ。

 

身長も160㎝を下回るくらい、細身ではないけれど程よくふっくらされていて、一般に言われる標準体系でしょう。

 

離婚されたのは7年前で、結婚してわずか1年半で別居が始まり、当時、子供はまだ1歳前であったため、父親を知らずに育っているとのこと。

 

物心つく頃に父親と会ってないのかって?

 

誰でもそう思いますよね。しかし、離婚理由が、浮気と借金ということで、実は一度も会っていないのです。

 

交際期間も数年あったそうなのですが、結婚してからでないとわからないことが多くあって、と、今となっては苦笑いながら話せますって。

 

7年という月日が彼女を強くしたのでしょうね。

 

 

では、保奈美さん自身、どのような家庭環境で育ったのかというと、保奈美さんの両親は共に教師であったため、そこそこ厳しい家庭であり、家庭内の教育もなされていたと言われます。

 

彼女自身も国立大学の院卒と高学歴でもあります。

 

学生時代はソフトボール部に所属し、キャプテンを務めたほど、活発で周りを楽しませることに長けていたようです。

(こんな素敵な人がどうして、浮気やら借金などする人と…おっと、心の声が…)

 

さらにバイタリティがあるなと感じることは、ご両親とは同居せず、母子2人の生活を選択したこと。

 

確かに母子家庭には様々な優遇措置がありますが、彼女の実家の状況からすれば、ベッタリと甘えることもできたはずなのに。

 

それでも、子供と2で暮らすという自立の道を選んだのですね。

 

しかし、直ぐに職探しを始めたものの、世の中の厳しさに直面することになります。

 

子供は保育園に預けるにしても、自分に何ができるか自問自答の日々が続きましたが、やりたいことよりも、今の自分にできることを優先して職探しをした結果、定時で帰ることができるタクシー会社のオペレーターを選びました。

 

「経験があったのですか?」とお尋ねしたら、

 

「全くありませんよ~。独身の時には経理事務をして、もくもくと数字に向かっていただけなんです…。面接はとっても緊張したんですよ~。だって、毎日多くの電話に出て、的確に受け答えしなくてはならないなんて、できるかどうか…〇△※☐%〇#…。」

 

このようなやり取りの中から、彼女がなぜ採用されてのか分かる気かがしました。

 

きっと採用担当者も、屈託のない笑顔で、どんなことにも全力な彼女なら社内を明るくしてくれるのだろうと想像したのでしょう。

 

だからこそ、勤続7年目を迎えています。

 

シングルマザー保奈美さんが婚活する理由

保奈美さんは現在37歳。長男君は小学3年年生の8歳です。

 

結婚相談所というところは、いらしてくださった方にありとあらゆることを伺いますが、中でも「なぜ今婚活をしようと思ったのですか?」は特に重要なヒアリング事項。

 

だってそうですよね、そもそも婚活は「結婚をするための活動」なのですから、活動をするための動機をハッキリさせておく事が必要なのです。

 

何のために婚活するのかがぼやけているままですと、途中で挫折してしまう原因になりかねませんからね。

 

余談ですが、動機って様々なんですよ。

 

  • 会社の同僚が結婚するって聞いたので焦ってます。
  • 仕事ばかりしてきて、ふと自分の歳に気付きました。そして「やばい」とも。
  • 親にせかされて来ました。
  • まだ今なら間に合いますよね?子供が産みたいの。
  • 仕事に疲れたので専業主婦になりたいです。
  • 一度結婚に失敗しましたが、やはり1人ではさみしいから。
  • 「もうすぐ離婚するんです!」今の内からお相手探しをしたいのです。

 

まだまだありますが、婚活理由は人それぞれ。

「もうすぐ離婚する」の方は独身ではないので会員にはなれませんので悪しからず…です。

 

本題に戻らなくちゃ。

保奈美さんの婚活理由は、「親子4人の生活をしたい!」です。

 

新しい夫、長男君にとっては新しいお父さんを迎えて、さらには、赤ちゃんを授かりたいと願っての事です。

 

これにはきっかけもあります。それは、長男君に「ぼく、弟か妹がほしい!!」と言われたから。

 

保奈美さんはドキッ(汗)としたそうです。

 

何となく、このままでは将来的な不安もあるけれど、だからと言って日々の生活に追われているさなか、まさか自分が婚活だなんてと考えるだけで時間は過ぎていたけれど、そんな時、駅の階段付近に置いてあるフリーペーパーのキャッチコピーに目が留まったそうです。

 

「結婚したいと思った時が婚期です!」

べ、ベタなキャッチコピー…。はずかしいよ~、どこの結婚相談所がこんなコピーを…。(ん?弊社?)

 

ですが、保奈美さんの心にはズキュンと刺さったのです。そしてこのように決意したそうです。

 

「1年だけ活動してみよう。それでダメなら長男と2人の生活にベクトルを向けて今後を考えればいいわ。」って。

 

 

to be continued:「【子連れで再婚・シングルマザー保奈美さん(2)】再婚までの道のり