「シングルマザーで再婚できる人ってどんな人ですか?」
とてもよく聞かれるフレーズです。
結論から言えば、「再婚をするために行動を起こしている人。」これ以外にないと言っても過言ではないでしょうね。
保奈美さんも例外ではなく、年下のTさんともお見合いに至ったのも、保奈美さんが結婚相談所に足を踏み入れたからですものね。
訪ねてくださった時には、何をすればよいのか、どうしたら子供を連れて再婚ができるのか、手探りではあったのですが、自ら行動を起こしたことは大きく再婚に近づいたと言えるでしょう。
だからと言って、「結婚相談所に入会をすればだれでも再婚できるわけではないでしょ?」
そ、そうなんですよね…。
誰でも再婚はできないですよ。
では、子連れ再婚できる女性にはどんな特徴があるのでしょうか?そして保奈美さんはこれに当てはまるのでしょうか?
one before:「【子連れで再婚・シングルマザー保奈美さん(4)】年下男性との再婚」
子連れ再婚できる女性の特徴3つ
保奈美さんは年下のTさんとお見合いをしました。
一般的にお見合いをして、お互いに良いお返事であれば、交際に進みますが、今回はそのご縁が無かったようです。
残念…。
なぜご縁に繋がらなかったのかって?
ご縁につながらなかった理由と共に、再婚できる女性の特徴3つを順にみていきましょう。
精神的にも経済的にも自立した女性
結婚相談所に入会するにもお金がかかりますから当然と言えば当然なのですが、シングルマザーで再婚を考えている方の多くは、少なくとも働いている方がほとんどです。
世の中でも言っても、自分の立場を悲観することなく、前向きに働いている姿や子供をお世話している様子から好感を持たれることは少なくないでしょう。
時間に余裕がないのは子供を持つ母親なら共通事項。
ですが、古式ゆかしい、たくましい女性に魅力を感じる男性は少なくありません。
保奈美さんはどうなのかって?
笑顔も多く、周りを楽しませてくれる性格までもを兼ね備えていて、子供と二人暮らしで、仕事は正社員であることから、独身で実家暮らしの女性よりもはるかに自立していると言えるでしょう。
「このような境遇が自分では普通に思って過ごしているので、再婚に向けてプラスに働いているのなら、こんな嬉しいことはないですよぅ〜。」って。
この話をしたのは3度目にお会いした時でしょうか。お見合い前に心の準備がしたくて訪ねていらっしゃいました。
そして、子連れ再婚できる人の特徴の1つ目を話した時には、両手にこぶしを作り「ヨシ!」とガッツポーズ。
保奈美さんはバッチリですものね。
恋愛対象である女性
「いくつになっても恋人のような関係でいたい。」
男性はみな、女性に対しての欲望は捨てきれないようです。
妻にはいつまでも綺麗でいてほしい、中には、お金をかけても良いので、毎日ちゃんと化粧をして出かけてほしいと願うご主人もいるとか。
少なくとも出会う時にトキメキが起こらないようでは進展の可能性すらありませんからね。
だからって、美人さんだけがモテるのかと言ったらそうではありません。女性の魅力は内面からもかもし出されますし、お一人お一人の雰囲気が大きいように感じています。
「私、色気がないと言われ続けて生きてきましたが大丈夫でしょうか?」
保奈美さんらしいコメントの後に、両手で頭を抱える仕草がこれまた自然体で。
自分が女性であることを忘れなければ良いのですよとお伝えしたら、肝に命じておきますと即答でした。更に「女性らしく」と、トイレの中に張り紙もするとかしないとか。
長男くんが「なんだこれ?」と頭にハテナを浮かべていそう。
再婚相手としての男性を見極めることができる女性
シングルマザーの多くは、恋愛と結婚は違った!と、実感していることでしょう。
男性の年齢に関係なく、自分が可愛い人なのか、家族を大切に考えることのできる人なのか、結婚してからわかったことが多くありましたと伺います。
一度失敗をしているからこそ、どんなことが重要だと感じたのか、こうあるべきだと決めつけすぎてはいなかったのかなど、明確にわかっていますよね。
保奈美さんがお見合いをしたTさんは、まじめで誠実なお人柄、そして大人しい方。
このことは、一度お会いしただけでは判断のしようがありませんでしたが、少し頼りないのではと引っかかるポイントではあったそうですが、それよりももっと別のことが、ご縁に繋がらなかった本当の理由です。
再婚相手の選び方
誰しも、ここは妥協できないポイントがあります。
- ある人はお相手の身長。
- またある人は収入。
- 別の人は、長男なのか次男なのか。
- 年齢や職業、その他お相手を取り巻く環境は様々ですからね。
保奈美さんがTさんとのこれからを考えることができなかった一番の理由は、「住むところ」でした。
現在社宅に住んでいるTさんは、再婚後も社宅に住むことで、金銭的な負担が軽減されことを保奈美さんに告げたそうです。
ですが、長男くんを転校させたくないと切に願っている彼女には受け入れることができなかったのでしょう。
せめて、小学生の間はここにいて、中学生になれば受験をし通える範囲ならどこに住んでも良いと考えてはいるのですが、今ではない!
この気持ちが勝ったのです。
再婚相手の選び方は人それぞれですが、再婚ともなれば「お人柄」だけではく、双方が背負っているものもあるわけですから、互いにどこまで歩み寄れるのか?話し合いが必要なのです。
だったら保奈美さんももっと話し合ってみたらよかったのにって思いますか?ごもっともですが、多分、「空気感」が違ったのだと感じましたよ。
空気感については次の機会に。
to be continued:「【子連れで再婚・シングルマザー保奈美さん(6)】初婚男性との再婚」